コンプライアンスとは「法令遵守」つまり企業倫理のことを表します。 企業活動に当たっては、株主、取引先、消費者、社員などのステークホルダー(利害関係者)が存在します。ステークホルダーの利益・要望に応えるには、企業の永続が前提とな ります。収益の追求が、健全な企業活動を通じて生み出されたものでなければ、企業の永続は望めません。
従って、企業活動としての利益追求のためには、法令、定款及び企業内自治法としての諸規程(規程ではない社内ルールを含む。以下単に諸規程と言う)を遵守するとともに、倫理観を保持する必要があります。これがコンプライアンスです。
また、企業のコンプライアンスは、企業内の役員及び社員の一人一人が、コンプライアンスの意味をよく理解し、日々の仕事においてコンプライアンスに適った行動を取ることによって実践されます。
- 1.人権の尊重、差別・セクシャルハラスメントの禁止
- 2.各種業法の遵守営業活動を行うにあたっては、必要な許認可等を取得し、各種業法を遵守しなければならない。
- 3.知的財産権諸法の遵守他人が権利を有する知的財産権を侵害してはならない。
- 4.贈賄の禁止取引先に対する贈答・接待等は社会通念上妥当な範囲を超えて行なわない。
- 5.反社会的勢力への利益供与の禁止反社会的な活動や勢力に対しては毅然とした態度で臨み、関係を遮断する。
- 6.環境保全良き企業市民としての責任を自覚し、人間社会の繁栄との調和を図りながら、健全なる地球環境の保全へ向けて最善を尽くす。
- 7.情報の適切な管理当社の機密情報管理には、細心の注意を払わなければならない。また、第三者より開示を受けた機密情報についても同様に取り扱う。
- 8.情報システムの適切な使用当社の情報システムを不正に使用したり、害してはならない。
- 9.利益相反行為等の禁止誠実に当社の業務を遂行し、当社の利益に反する行為を行わない。
- 10.公正妥当な会計処理の実施